新しい財布

 

仕事が楽しく、忙しい。

ありがたい。

1日があっという間で、1週間が飛んでく。

転職前、ひと回り上の男前に

「忘れず婚活しなよ。またしばらく一所懸命仕事するやろ?してたらあっという間に年取るよ」と言われたのを嫌な気持ちなく、全くその通りだと感心している。

 

 

 

振られた人との距離感が決められない。

というか、自分の気持ちもやりたいことも決めないのであれば断ち切らなくていい、という自分勝手でルールでないルールを作っている。

 

この人は私を大事に考えてくれていて、

その大事は私を尊敬していて、割と私を好きだけれど私の気持ちには答えられないけど、女として粗末にはしないという大事だ。

以前よりちょっとは冷静にお互いの距離をみて考えている。

それはまったく大事にはされてないし、

舐められているだけ。

それもある。

 

痛々しさも含め、心配してくれる人もいる。

名前を付けられないせこい感情だけど嬉しくてありがたい。

 

 

このあいだ、久しぶりに会った。

わかりやすく悩んだ後、隣には座ってくれなかった。

お会計の時、新しく買った財布を見せてくれた。ずっと私が横で使ってた財布の色違いだった。

 

ずるいし、私のものにはならないんだろうけど、どこかの夜でどこぞのホテルに女を連れ込む時にもこの財布からお札を出すんだ。こいつ。それならどうでもいいかもしれない。

 

そんなことで一喜一憂している馬鹿をそろそろ卒業したい。

桜ももうすぐ咲くから。

 

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うれしい!たのしい!えべっさん大好き!

 

1月9から11は1年で一番好きなえべっさん

 

いつから行きはじめたのか、一番初めに一緒に行ったのは誰だったのか、不思議と思い出せないけど、いつも歩いてる街に出店がいっぱ出ていて楽しくなる。

クリスマスや初詣は友達みんなみんな家族や1番大切な人と過ごすから誘えないけど、えべっさんは平日だし朝から夜通しやってるから誘いやすいのも好き。

寒い時期だから断ってくれても構わないし、なんだか大好きでだいすきでたまらない。

 

 

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今年は9の宵えびすに古い友達が付き合ってくれて、早めに日本橋に集合した。

 

ホストの集団や、生足にたっかいヒールの元気なおねーさん。午前中から元気に夜の匂いがする。

早すぎて毎年食べてる餅やさんも餅米が蒸せてなかったり、じゃがバターもまだ蒸せてない。

帰りにしようといいながら、時間が早いものだからするする今宮戎神社の入り口に着く。

 

 

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真っ先に去年の笹を返す。

去年は色々あったけど楽しい時間もいっぱいあったから「ありがとう!」ていいながら投げ込んだ。ありがとうございました。

そのままお参りして、笹をもらう。

欲しい!と思った笹は前のおばあちゃんに流れちゃったから、次に出てきた笹を無条件にもらう。

小ぶりで綺麗な子だと思う。

今年をよろしくお願いします。

 

 

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そのままとりあえずおみくじをひく。

多分生まれて初めての凶を引いてしまったが、友達も揃って凶を引いてしまい神社の真ん中で阿鼻叫喚。

凶を持ったままとりあえずドラをたたき、とりあえず可愛い娘さんからお飾りを買う。

凶を読み返しながらも、ここから上がるしかないよね!といいながら凶を結んでかなりスムーズな昼間えべっさん終了。

 

 

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帰りも餅はできてなかったのでじゃがバターやら食べてえべっさんを納めました。

 

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まさか次の日、餅食べたさにのこのこ出て行った十日戎でまた別の人と凶を引くことになるなんて夢にも思わなかったよ。

 

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でもえべっさん中ずっとゲタゲタ笑いながら、食べ物ビール美味いうまいいいながらまわった2人だから今年も一緒にいると楽しいと思う。

地獄に道連れ。

私、男見る目ないし男運は良くないけど女運はあると思う。みんないい女。

今年もよろしくお願いします。

 

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しゅはきませり

年の瀬

日曜だけど職場としては珍しくお休みだった。きっとクリスマスをする人たちが多い日曜日。

知り合いの紹介で同世代のメンズと晩御飯を食べに行った。

 

知り合いが以前にも紹介を考えたがタイミングが合わず見送ったけど、やっぱり良い男では?と思い、タイミングとして話を繋いでくれた。

 

待ち合わせして、初対面。

聞いていた渋いミュージシャンよりは若いお笑い芸人に似てるなーと思いながらも、途中から道路の車側をあるこうとしてくれていることに気がついた。

 

私が行きたかったラム肉の店に入る。

私のことは手芸や料理が得意と聞いてたので、もっと大人しそうな子がくると思っていたそうだ。

私も趣味がないような印象のやりとりをしていたのでラインのやりとりより顔を見て話すのが向いてるし楽しいとかんじた。

ラム肉もうまく言いくるめて相手に焼いてもらう。デートの醍醐味。

 

たくさん食べてたくさん飲んでいろんなことを話す。

お互いに傷付きたくないから、ずばりなことも聞かれるし、はなす。

ギリギリまでは引き伸ばさず、別れた後に甘いものを飲みながら何かを考えたくてスターバックスに入った。

ひとり脳内女子会。

女子会て言葉は嫌いだけど、今夜は女子会だ。

今夜はなししたこと。

前好きだったひとのこと。

前の職場と今の環境の違いからメランコリックなこと。

ちょっと距離か近いと思い席を動かした一軒目のカウンター。

一生懸命さがしてた共通点。

つぎの飲み会。

 

今夜は満月だし年の瀬だし、もうしばらくぼーとしたふりして生きていく。

 

 

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コンプレックスは漫画なり

失う恋は失恋!

失恋してしばらく経ちましたがもちろんいきてるし、元気もりもり。

 

さみしいというより、結局このさみしさが引き続くんだなーとか、

この話したいけど連絡したくないから話が宙に浮く時間にしみじみする。

 

私はひとりで生きていけるからひとりやねん!つがいを神様が作ってくれへんかったねん!と嫌な絡み方を友だちにしたり、

はた迷惑にしながらも来年の目標や仕事の成果なんかも出来つつ気は紛れてる。

 一度、共通の知人が会いに来てくれたけど事情を知ってるのか知らないのかわからずで、相変わらず優しい人だったのでなんか安心した。

 

 

 

最近ぐるぐる読んでた漫画

 

アラサーちゃん 無修正 6巻

アラサーちゃん 無修正 6巻

 

 

アラサーちゃん 峰なゆか
私のコンプレックスその3くらいに「まわりの同世代は結婚、妊娠、嫁姑問題などに頭を悩ませてるのに、いつまでも惚れた腫れた、振られたを繰り返してて人間として深い関係性を作れないことが恥ずかしい」というのがあるのですが、

アラサーちゃん読んでるとみんなみーんな惚れた腫れたしてるし、うっかり結婚してたり、うっかり不倫してて安心する。

下ネタもいっぱいで安心。

私もそのうちアラフォーなっちゃうぜ。

 

 

夢喰い王子の憂鬱(1) (エフコミック) (F COMICS)

夢喰い王子の憂鬱(1) (エフコミック) (F COMICS)

 
夢喰い王子の憂鬱(2) (F COMICS)

夢喰い王子の憂鬱(2) (F COMICS)

 

 

夢喰い王子の憂鬱 阿仁谷ユイジ
「夢」て綺麗な言葉だけど、実際は叶わない夢が執着になって苦しい思いをしてるし、それは皆んなが背負ってるもの。

夢は叶えなくていいよ、ていう甘くてシビアな問題を漫画に描いてくれている。

夢も叶わなくて、自分を責める日もあるからこの王子?には来て欲しいしエロくてよき。

1・2巻で読みやすいし、完成度の高い話。

阿仁谷ユイジ女子はみんなぷりぷりエロ可愛いい。

 

 

 

いぬ 柏木ハルコ

自分の性欲と恋愛感情との結び付き、切り離し、自分の身の丈や素直になることなど考えることが多くて性に敏感な恋愛教科書。

しかし私はこんな異性が周りにごろごろいる恋愛市場で思春期を過ごしてないのと、モテないから身体の関係から~みたいな星の元に生まれてないので

色々バブリーだな…と思いつつ、感情的になった女の子がみんな情けなくて可愛くて好き。

 

 

すぱっとつるっと次へ行きたいのか?グズグズしてたいのか?さえわからない情けない状況だけど、元気で楽しいこと、どうでもいいこと、関係ないこと、うれしいこと、どんどん増やして全部まとめて燃やして供養していこう。

 

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でっかいパンケーキ

 

のまないとやってらんないねー

のみたいねー喋りたいねーお金ないから持ち込みしていい?て話になり友だちんちへお泊り。

 

仕事や家庭の都合でなかなかタイミング合わないし、お泊まり会すぐさせてくれる友だちは貴重。ありがたい。

 

少し甘いビールを2本持ち込み。

ちょっとあるくけど銭湯いこう!

カレー作ったから帰ってきたらカレー食べよう!

全部好き

 

連れて行ってくれた銭湯が築50年

玄関入り口からもちろん風呂場まであいらしいタイル張りの昭和むんむん

おばあちゃんちの近所にあった銭湯を思い出しながらタイルも看板も全部が可愛くてはしゃいでしまった。

番頭さんの後ろで多分クロサワ映画が流れていた。

 

友だちのアテンドで小さめの浴槽に順ぐりにはいりながら、こうやって自分の機嫌をとることの大切さを互いに確認。

自分が不機嫌でもしょうがないもんねー自分の扱い方ってだんだんようやくわかってきたよねー辛くても自分のせいじゃないよね  。

最後はきつめの電気風呂で腰をびりびりやらかしてきた。

 

しし座流星群が観れるとゆうから日付変わって缶ビールと携帯持って深夜徘徊したけど流れ星はみえず。

 

起きたらレディガガのドキュメンタリー観ながらパンケーキ好きな友だちがパンケーキ焼いてくれるのを待つ。

レディガガは同世代

身体が痛いとないたり、仕事がうまくいくと恋がうまくいかなくなる。なんで?情けない!辛い!とガガに泣かれると一緒に悲しくなる。

「愛が実るのは難しいことだわ」

「私は音楽を作りながら家庭を築きたいだけなのに」

愛が実るってなんなんだろうね。

たくさんの人たちがしてる家庭を築くってのが自分には出来なくて寂しいよね。

 

当時のガガを思いながらフライパン丸々で焼かれたパンケーキをがしがし食べながらうなる。

ガガが輝いている姿で終わるドキュメンタリーと銭湯とパンケーキで私も愛に悩みながらやりあって行くわ。自分と。

 

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同・級・生

今日は楽しいことがあった。

早上がりの仕事帰り。

今はカルチャーに助けてもらおう。古巣に帰ろうと思い、心斎橋のスタンダードブックストアに向かっていた。

 

もう少し向こうの角までいくと欲しいポケモンに会えるからと御堂筋を歩いていたら、知ってる顔をみつけた。大学の同級生だ。

おーいおーいと声をかけて、向こうは場所柄なにかの勧誘だったと思ったらしい。

近付くと少し酒臭くてほろ酔い。

ポケモンしてるんだよーというとしばらくしてないらしいアプリを起動してくれて話をしつつ、スタンダードブックストアかどこかでお茶しない?となった。

 

ちょうどサブカルに浸りたかったねん!と嬉しくなり道すがらも最近会った同級生の話をしつつ、御堂筋一本裏道に入って地下のお店へ。

 

先にサブカル?お茶?と聞かれて漫画の物色をしつつ、最近失恋したんだけどおすすめの本ないかな?と無茶振りするとしばらく考えて

「これもそういう話じゃない?出戻りで自然に抱かれた生活するはなし」と棚から五十嵐大介のリトル・フォレストを探してくれた。

 

この漫画は共通の学生時代友だちに借りて読んだ漫画だったからまたうれしくなり、他も色々進めてもらいながらもとりあえず自分が選んだ漫画を買って席に着いた。

 

ずっとものを作ってる人なので最近の活動について教えてもらい、高校生の作品にポートレイトが多かった話からiPhoneから直接チェキにデータを送る技法が気に入っていると写真を撮ってくれた。

彼が選んだ写真はにこにこ笑顔ではなく口角が下がった無愛想な顔だったんだけど、iPhoneXに搭載されたポートレイト機能と見せ方で雰囲気のある写真がでてきた。

ほんとにポートレイト。

今の気持ちをほんとに表してる。

もう一枚だすねーと並べてくれた二枚の写真に物語があるようにみえてすごく嬉しかったしものを作ろうとしている人の感性、反射神経、優しさが見えて嬉しかった。

 

そのままおすすめの写真アプリを教えてもらったり、色んな話をして店を出た。

イルミネーションできらきらの御堂筋を歩きながら、おすすめのラーメン屋やさんを教えてもらいお互い駅や行きたい場所にわかれた。

大きめの声でまたね!て言ってくれて嬉しかった。気分転換できた?といいながら色々聞かないでくれていて優しくしてもらった。

 

自分が自分で嫌だな、なんで好きになった人達に触られないし深く関係をつなげられない人生なのかと暗い方に裏返ってたけど、

街中であった古い友人に大きな声で話しかけられる自分でよかったとちょっとひっくり返せた。

2時間くらいはしゃいで声が大きかったと思う。付き合ってくれてありがとう。

 

 

 

 

 

そんな季節

 

 

いまさら失恋した。

夏から好きだった人とうまくいかなくなった。

振られたと言わないのは、振ってくれないから。夏から秋まで一緒にいて考えようと言われて、考えてるようで結局ずっと待ってた。

 

待ってるていいたくなかったけど待ってたし、片思いだった。

待ってる片思いは楽で楽しかったけどもう外でずっと喋れなくなってしまった。夏じゃなくなった。

 

暑い日に初めて手を繋いだ時の違和感がすごくて、他は楽しかった日だったけどそのことが寂しくて仕方がなかった。

それからずっと怖かった。

手は繋いでるけど、この体温さか何かの違いはその先につながらないだろうという直感。

 

なんでこんなに楽しいのに私ばっかり触りたくてになってしまい、だめな理由を根掘り葉掘り聞いたけど私に悪いところは無くて今自分が駄目だというようなことを言われた。

色々な所を褒められたけど貴方が駄目ならぐるりと全部ドブに捨てられるのと一緒じゃないか。

諦められなくて終電まで根掘り葉掘りしてしまい、最後は終電1分前にあほ!あほー!と言いながらろくに顔も見ずに帰ってきてしまった。

 

最後どんな顔してたんだろうな。

困った顔して、足早にその場を立ち去っただろうな。

困った顔面白くて好きだった。

小さなことにこだわって、困った顔をしてるのを隣で見てずっと笑ってた。

色々ずっと見てたかったけどこれ以上

このままならせっかく30年以上かけて好きになってきた自分のことまで嫌になってしまう。

 

こんなにさみしくなるつもりじゃなかったけど、そんな季節だから仕方ない。