カーネーションみてて仕事について考える

 

夕方から朝ドラ「カーネーション」が再放送されている。

舞台になってる岸和田が母の出身地であることもあり、リアルタイムでも楽しみに見ていたけど、今回さらにどっぷりと楽しんでいる。

 

ドラマを見ながら登場人物に心情を重ねすぎてしまい過剰にどきどきはらはらする性質なので面白いドラマでも所見はなかなかカロリーを使う。数年前の話だからいい塩梅に忘れていてなんかちょうどよい。

 

 初見はリアルタイム朝から見ていて生活リズムに組み込まれていた。

以前働いていた職場のことも思い出す。

女性ばかりでドラマ好きな人多かったから朝からカーネーションの話したり、

ミシンも売ってたから「カーネーション効果でミシン売れないですかねー」なんて話していた。うれなかったねー。

 

 

 

 

主人公の糸子が憧れを自分の技術にして、それを職業にして。

でも具体的なお金にする方法はまだまだ難しい。

ドラマのなかではまだ求められていない仕事だってこともある。

また、ものづくりの仕事は突然決まることが多いから決まった瞬間から取りこぼすことはできなくて、どうしても寝ずの夜があったりもする。

ものづくりってそう!製作ってそうそう!!

 

今再放送の中で19歳、2回目の修行中の糸子より長い期間働いているけど自分が身に着けた能力とかこれからどんな仕事に就くことがいいのか腹をくくれない。

見ないといけない面倒は自分の分だけなので色んな事が選べるはずなのに、決めれない。

やれない思い切りのなさに情けなくなるけど、盲目的にのめりこんで給料なんていいんですって言えないよー税金奨学金あるもん。漫画かいたいもん。

 

そんなことを考えながら見れる年齢になったから、洋裁の仕事がうまくいって楽しくなってしまって代金もらえへんかった糸子のことを情けないと叱咤し夜には泣いてしまうお父ちゃんのことも以前見ていた時より心がじゅっとなる。

 

お父ちゃんだけじゃなく、すぐ家族に怒鳴るお父ちゃんにびっと応戦するきついけどやさしいおばあちゃん、なさけなくてやさしい勘助

皆前よりきらきらいとおしくて、続きを覚えているから好きだなーと思いながらも切ない。

でてくる岸和田弁ではいってらっしゃい!のいっちょいで!が好き

 

 

 

そーんな余計な事を考えなくても、カーネーションは面白い。

見ているときに居間へ入ってきた家族はもれなく足を止め最後まで見ていくので、改めてこのドラマ見やすいし面白いんだろうなーとびっくりする。

今日も早く見たいぜ糸ちゃん。

 

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いとちゃんに感化され久しぶりにミシンやってる。洋裁はできひんけど。