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前日は色んな種類のお酒をのんで、ぐるぐる深くまで起きていた。

 

朝8時にどしーんと大きな揺れで目が覚める。

海が近い為、津波が起こらないかをテレビで確認。

揺れのせいか、町内放送のせいか、近所の犬猫がわんわんにゃーんうるさい。

 

二度寝するか悩んでいたところ電車で出かけるつもりにしていた母親が駅で立ち往生しているとのことなので顔も洗わずお風呂にも入っていない状態で車をだす。

あまり上等な神経が通っていない人間なので、どこかのスイッチを切っておけば自分が汚いのは平気。

 

駅前は学生がわらわらしており、その中から母親をピックアップして北へ向かう。

母親は揺れを体感しなかった、みんなのアラームで地震に気付いたとのことでたくましいが鈍感。老いが心配になる。

国道ではない道路は若干の渋滞はしていたものの、止まることなく無事到着。

 

 

この貸しは高くつでーといいながらコーヒーとトーストをもらう。

お風呂に入っていないので若干の距離をとりながら、昔からのご近所さんに挨拶をしてパンくずがついた顔ではじめての親戚にも挨拶する。

弟から人手不足でバイトに行かないといけなくなり、おばあちゃんがひとりになるから戻ってきてほしいと連絡。

男の子はおばあちゃんにやさしいな。

 

 

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イカさくらんぼとめだかを車に積んで帰宅。

どうせ家から出れないし、コンビニでおやつを買い込む。

 

帰ってきても情報がきになるからテレビ、Twitterを見てしまう。

テレビも同じことを繰り返しているので取りだめしていた「宮本から君へ」を見始める。キャストや原作、エレカシのOPも気になっていたのだが超個人として致命的に見にくい理由があり、一話の途中から見てなかった。

でも絶対話面白いし、なんとかやり過ごそう!と一話までみたら話の流れに引っ張られ気にならなくなってきた。いいぞ!

次の回から松山ケンイチがでるぞ!というところまでみて昼寝。

 

 

暑くて眠れない。

 

 

だましだましでうとうとしていたら晩御飯ができていて、地震と関係なくうれしいことがあった父親が嬉し気に帰ってきてその話をしながら晩御飯を囲む。

 

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今日の南大阪は暢気なもんで、大きな備えもせずみんな寝てしまった。

 

年寄りばかりだからなのか。

腹が座っているのか。

でも、小さい頃からここにはいつか大きな地震が来るからねーといわれていてなんとなく南海地震で死んじゃうならしょうがないと思ってしまう。

 

このいい加減さは独り身ならではだとわかってる。

結婚、子供がいれば、絶対そんなこと言えないよな。防災の備えを改めた!という友人のSNSを見ながらおもう。

そんなことを言いながらもいざとなったら生き延びるために卑しいこともするだろうし、

自由なふりして小心者だからワンナイトなラブも楽しめないんだよ。

 

大切にしてきた、されてきた記憶ですくすくと箱の中に埋まってやり過ごします。

余震きませんように!