モトカレマニアがよめない
ユカリ先生の新刊モトカレマニア
数年前に別れた元カレが今も気になっていて、幻影に取りつかれている女子の話(?)
瀧波先生は江古田ちゃんの第1巻を本屋さんで見つけて数日悩んだ後購入し、全裸ってなんやねん猛禽類ってこの人天才やん!となり、そこから大好きな漫画家さん。
エッセイは追いついてないけれど多分漫画は全部持ってる。
でも、今回の漫画は今まだ買えてない。
買ってない。
タイトルがこわい。私自身きっとモトカレマニア。
呪縛から抜け出せてない。
季節の変わり目で気候がふわふわしている夜なんかに「なんで私はあの人と別れたんだ」「なんで今いっしょにいなんだ」て感情がビックウェーブのようにやってくる。
そうなると悲しみがすごい。涙が止まらなくなる。
お昼温かかったのに、夕方から寒くなったしそういう夜だなーと思い、家までの帰り道しくしく泣いて帰る。わりとそれですっきりして、家に着いたらなるみ岡村の過ぎるTVとかナイトスクープを見てうしゃうしゃ笑ってる。
連絡先は消してるから会えることはない。
ひとりの人生とは向き合えてるつもりだけど、長年付き合ってた彼が結婚していたとしてそれを知ってしまうと多分立ち直れない。私が5年以上掛けて出来なかったことを実現できた相手がいるなんて知りたくない。
そんなこと考える日もあれば、
鉢合わせしても大丈夫だなーという日もある。私のメンタルヘルスバロメーターになってる。
友達が昔彼が夢に元カノ出てきた!てツイートしてる!キモい!て言ってたけど私も夢に見る。引かれたくなかったから言わなかった。
そしてみてめっちゃ凹む。思わずツイートしたくなる昔彼の気持ちがわかる。ほんと夢に出てこないで!
きっとこの先別のパートナーができるか、ものすごい精神的に大きな山を越えることができたら夢に出てきてもらっても、ばったり会っても慌てない。懐かしさで優しくなれる。
とりあえず毎日の山や谷を越えることに集中しようと日々奮闘している。これも供養になりますように。(※新しい恋人がほしくないわけではないです。ください)
(モトカレマニア読んだけどお前の未練たらたら過去の話とは全然違うわい!って方がいれば教えて下さい)
ちなみに「ありがとうって言えたなら」は即買い即読みました。
嘘。先に母親に読んで!って渡した。
ウェブで読んでいた時点で、学生の時に祖母が死んでばたばたしていた家の中のことを思い出した。瀧波先生と母親が重なって見えた。
同じ気持ちを共有したからって何かが変わることじゃないけれど、やっぱり母親も共感したところはあったらしく
「街中で(亡くなった)自分の母親に似ている人がいてると驚いて、驚いて自分が悲しくなる」ことが母親にもあったらしい。
この漫画に描かれていることは、きっとそのまま私と母親のあいだにもやってくることだからいずれ覚悟はしなければいけないことなんだけど、日常そんな話も照れくさくてしづらい。
でも、この漫画を挟んで祖母の死やこれからの避けられないことについて少しだけ具体的に、でも穏やかに共有することができました。
瀧波先生大好き。モトカレマニアも近いうちにさらっと読みたい…