初夏と金玉
7月に入ると毎年不安定に拍車がかかる。
きっともうすぐ歳をとるから。
これでよし!わしの人生上等じゃいい!といいながらも長雨の鬱陶しさと持ち前の自意識過剰がフルスロットル。
なかなか諦められない結婚についてまた人に噛み付いてた。
ほんとに高校生の時から何百回も同じようなことゆうとるんじゃないだろうか。
学生の頃は恋人ができないことについてうじうじしてた。中途半端な個性で眉毛がない女子高生に彼氏ができるわけなかろうよ。
ありのままを受け入れてくれる人がいいよ、と言ってもらうがそれをしてると草も生えない。というか私の人見知りが発生してなかなかそこまで辿り着かない。
良く思ってくれて誘ってくれる人とはゆっくりとした会話にならない。
ゆっくりと落ち着いて話せないことを原因に生理的に無理になってしまう。
あと、持ち物や散髪の頻度からその人が買い物をする人か否か?を考える職業病が身に付いてしまい、持ち物服装で男性の心構えを勝手に妄想してしまう嫌な癖がついた。
自分も身なりにお金を掛けれる人間ではないから余計に性格がわるい。
やーやーいいながらも、婚活頑張って結婚相手まで辿り着いた友達は
●半年会ってみないと人格、本性はわからない
●とりあえず5回食事しろ
とアドバイスをくれるが、この数年3回の食事で振られるか、生理的な無理が来るかのどちらかだ。
今の自分を良く思ってくれる人を受け入れきれないとゆうことは、今の自分をちゃんと受け入れきれてないとゆうことにもなるか、私が未熟だとゆうことなんだろなとも思う。
生理的に無理になる。
となりにいるのも嫌になる。
こちらの意思が伝わってないのに、正面でにこにこされていると怖くなる。
何回か前の夏、3回くらいデートしてくれた男の子はお付き合いすることなかったけど、ふいに
「みんなでグループラインしてるときに、ポアされるぞ!ていったでしょ?
あれ見て、頭の回転が速い人なんだなーて 思ったんだよー」てハニカミながら教えてくれた。
なんだよ不謹慎の極みやん。
そんなんで気に入ってくれる人もいるんだ。
それは嬉しかったけど、彼がデートにしてきた骸骨が二つ並んだベルトバックルが金玉の比喩にしか見えなくなったり、色々我慢ができなくなり会うのをやめた。
このまま結婚や彼氏やうだうだしていたから、結婚詐欺が新興宗教へ入信するんだろうなーと29歳から腹を括っていたけど、
お金も根性もないし、身近に家族友人いてくれるし、漫画面白いし、自分が目立つのが好きだから疑いなき信仰心は持てそうにないな。
あんしんあんしん。
ひとり酔った帰りに食べるアイスは美味い。愛。