ほんとのちひろさんカレー
ぽっこり暇なんだけど、お金かけずに自分にたのしいことしたいと考えあぐね、
たまに作っているスパイスカレーを作ることにした。
家族の晩御飯をかねて作るとあんまり辛くできないので、今日は自分の好きなだけ唐辛子やカンエンペッパーを入れてみる。
主に使うのは、クミンシードとカルダモン、ターメリックだけど、去年からのスパイスブームでちょこちょこ溜めてしまったスパイスも使ってしまう。
レシピはちひろさん6巻に出てくるチキンカレー。
主に使うのは、クミンシードとカルダモン、ターメリックだけど、去年からのスパイスブームでちょこちょこ溜めてしまったスパイスも使ってしまう。
マスタードシードは漫画にはないスパイス。入れてみる。
ショウガを使い切りたいので、レシピよりかなりしっかり入れる。
フードプロセッサーがないので、ミキサーに少量の水を入れて回す。
人力ですり下ろそうとすると、指がしぬ。
はじめはスパイス真っ黒に焦がしたテンパリングもまあまあ慣れた。
温度の上昇が怖いから、油が温まる前にスパイスを入れとく。
マスタードシードの入れ時がわかんないけど、シードだからここらへんに入れとく。
原型のままのスパイスはテンパリングの時に入れて油で香りを出す。
粉末になったスパイスは料理の途中から入れる。そう習った気がする。
玉ねぎ4個分のみじん切りをどさっといれる。
最初は焼いても焼いても水分はなくならないから、鍋を放置したまま洗い物とかしてる。
顔面汗だらけで中華鍋がんがんいくの、嫌いじゃない。
玉ねぎデトックス。
チャオの火力で30分しないうちにそれっぽくあめ色が出てくる。
ほんとはもっと焼かないといけないのかなーと思いつつも、これ以上やると焦がしそうなので引き上げる。
炒める→野菜の水分を飛ばす作業なんだなーとしみじみ。
玉ねぎがいたまったら、あとはわりと流れ作業。
ニンジンとショウガをミキサーにかけたものを一緒にする。
バターもこってりはいる。
今回「自分の好きにつくるカレー」がテーマなので、鶏肉でも好きな鶏皮とせせりをチョイス。
鶏皮は先にパリっと焼いたのを食べたながら作業したので、ずいぶん減ってしまった。
スパイスやらトマトやらをいれて20分程度煮込めば完成。
今回は鷹の爪、普段入れないカンエンペッパーもしっかり入れた。
ほんとはカレー、ルーだけで食べたいねん。
ごはんおいしいけど、いらんねん。
いつもニンニクや辛味を抑えて作ると野菜の存在がすごい煮物っぽくなるんだけど、
今回にんにくやら辛味をだしたら、なんかすごいおいしい!
辛味はやっぱり料理の味を引き立たせるのに、ひつようなんだな。
漫画の中でもちひろさんがにやにやしながら作って、私だけのカレーって嬉しそうに食べてたけどこんなおいしいならそうなる。
スパイス料理はスパイスの量を同じにしてもその日次第で辛味も旨味も代わるってインド料理の先生が言ってた。
今回は辛味があっての味・大勝利だとは思ってるけど、案外そうでもないかもしれないなーとも思いつつ、またスパイスを買い込みます。
自由や自分に向き合ってしなやかに、健やかに、でもめんどくさいちひろさんに思いをはせながら、たのしい時間でした。