9月の日記
10月ももうすぐ10日でさささと時間が過ぎている。
2019年のスケジュール帳を購入済み。
自然と来年の予定も考えざるを得なくなってきた。
新しい職場も入って2か月。新しい人の前で自然と「うちの会社」と口に出してる自分が胡散臭い。でもそういうしかないからね。
周りにも「こいつ仕事請け負うがそんなするする仕事できるわけじゃねーぞ」てのがばれてきたり、「もう私無理ですから!ざんねん!」て愚痴をこぼしたりで馴染んではいなくても職場のひとコマとして顔はできてきているのかなーと変な顔になる。
もうすぐなにかしらの地獄に突入するのだけれど、9月は日曜日祝日が休日という社会人経験で初めてのカレンダー族生活に目がくらみなかなかに遊んでしまった。
9月頭
友だちが参加するイベントにもするっと参加できるし、一緒に大好きな新世界のドレミにいった。ひとりも楽しいけど友だちといくとまた楽しい。
日曜日のドレミは常連さんと観光客で席がみちみちでふたりしてカップル席を案内された。
みちみちに二人で座って、フルーツサンドとホットケーキを頼んだ。
9月半ば
「とうさんはいきなりステーキにいくとすごいうれしそう。結婚してからあんなに幸せそうなとうさんみたことない」と母親がいうので、父親の誕生日にショッピングモールのフードコートにいった。まわりは小さな子供を中心とした家族連れだらけ。
私たちは初老の夫婦に子供のフリした娘の3人組。
お腹がすいていなくて同じもの頼めなかったけど、確かに父はかなり幸せそうだった。
家族の中でも自分だけちょっと趣味や好みがずれてて、同じ物見てきゃいきゃいはしゃぐ私たちにちょっと入れずの父親。
普段疲れた居間で毎日きもちの共有はできないのでたまにこんな感じで許してください。
9月17日
初めて大阪城野外音楽堂ではじめてハンバートハンバートを見た。
誘われて聞いたことなくて行ったけど、20年戦士は強い。
「虎」という曲で感情をぐらぐらつかんで振り回される。
泣きそうになっていたら、一緒に行った人に「エモいね!」て言われて「これがエモいのかー」と関心してしまった。
帰ってきてから結局ずっと聴いている。
来年は平日しかライブをしないそうなので、関西に来てくれたら遊びに行きたい。
9月22日
4年ぶりに京都磔磔。ドレスコーズの志磨遼平が参加するイベントを見に行った。
毛皮のマリーズ解散にすねていたけど、やっと4人のライブがみれるようになり、しかもすごくかっこよく感心していたところに新たなバンド解体がやってこようとは4年前思いもしなかった。
いっかいはあんまりやらなくなった4人体制時の曲、最近はまた聴けるし。
おたく長くやってると楽しい。
ライブ前には大好きな出町柳デルタで大好きな出町ふたばの大福と熱い時間を過ごした。あいしてます。
9月29日
しかもここでずっと志磨を見てみたかった場所1位、味園ユニバース
これはずっと行きたかったし、今年いけるライブの中でもきっと素晴らしいものになるだろう!と期待していったがそんな予想するりと下から上からすり抜けられ追い越されほんとに気持ち良い夜だった。
ドレスコーズのライブもセクシーな日陰ボーイズが「負けないぞ」という意気込みをぐつぐつ煮え立たせながらもセクシーにロックに暴れまわっていた。
でもしかしながら前野健太バンドの骨太さ、セクシーさ、達者な様子。
かなりの床上手加減にメロメロ。
前野健太さんもライブにいってからずっとずっと聴いている。
ひょんなことから知らないお姉さんと仲良くなり、終演後ミナミの喫茶店へお連れした。ドレスコーズのことも音楽のこともいろいろ話して楽しかった。
そのタイミングの職場に馴染めず頑張ることをあきらめはじめていた時期で、
30代で自分のコミュニケーションどうなんだと落ち込んでいたので、ほら私初対面の人と盛り上がったりできるじゃん!とものすごく励みになりました。ありがとうお姉さん。
今日は突然休みになったのだけど、両親が登山をするというので連れて行ってもらった。2年前にも連れて行ってもらい、山頂のお寺がすごく良くて登山が好きになるきっかけになった山。
今年は転職活動で忙しくしていて10月でやっと初登山。
小さな山だけど、汗だくで楽しかった。
しっかりとした秋晴れで遠くに金剛山や葛城山など有名な山が見える。
婚活で登山サークルなんかも行ったけど、山まで来て気を使いたくない。ほんとはひとりで登るのが一番性に合ってる気がする。
友達とあーやこーやしゃべりながら登るのも楽しい。
婚活やめて、もう登山を婚活の出汁に使わなくてもいいと考えると楽。
趣味を婚活のツールにしていたこと、なんか嫌だったな。
趣味は趣味だよ、ごめんね、趣味。
今年はこれからの地獄がどうなるかわからない。
きっと気づいたらクリスマスだったりすると思う。
でもこの地獄は楽しいかもしれないし、面白い。
きっと自分が鬼になれたら楽しいのかもしれない。鬼になって赤くなったり青くなったりしてまだまだ新しい自分を作っていく。
つらくなったら漫画も音楽もドラマもある。いろいろと好きな人もいる。
ぐるぐる回ってバターになったら、またひとつどうでもよくなれると思う。
たのしいよ、今年。さあこい今年。