ドレスコーズ 6/9大阪

 

ドレスコーズのツアーも東京で千秋楽を迎えてしまった。

 大阪公演終了後も目に焼き付いて離れず、セットリストのプレイリストをつくって聴いたり、過去のライブ映像あさったり現実に戻りたくない。

 

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大阪公演の整理番号6番を入手し、最前列を確保。

最前の少し左にスタンバイしたところ、なんと真正面に志磨!

先に鑑賞していた彼女からのアドバイスで、どえらいビューで志磨遼平を見ることができた。

 

 

円形にメンバーが並んだところから開演

三文オペラ全編で流れていた古典ジャズが流れ、

近くて大きくて細い志磨遼平は仁王立ちをして歌い始めた。

イントロのない「さよならロマンチック」

シネマシネマシネマではじまった。

 

曲としても4人体制時代の珍しい選曲だけど、何より志磨くんの歌い方が違う。

マイクを持たず、お腹の底からのたっぷりとした歌い方。

舞台の発声法。身振り手振りも芝居くさい。

ここからなにかしらのお芝居がはじまる!という直感と興奮。

映画がモチーフの曲からのスタートだし、これは三文オペラからの流れで演劇じたてのライブだ!

 小さな書籍片手にセリフを入れながらライブがすすむ。

 

 

 

 

三文オペラの主人公、マックザナイフをモチーフにひとりの大泥棒が戦争に行き、恋をして失恋した失意から立ち直った後誰かに殺されてしまい悲しい恋が舞台に残って終演

こんなストーリーにのせてドレスコーズはもちろんのこと、毛皮のマリーズ時代の曲も演奏される。

 

三文オペラのサントラを聴いてから、志磨くんのしっかりした歌唱で昔の曲も聴きたいなーと思っていたので今これが見れてすごい嬉しい。

しかもずっと近い。

ステージが全部見える。

小道具に準備された花束を手にくるくる回りながら歌う志磨

衣装にも曲にもその長い手にも花束が似合う。

私もこれからもっと人に花束を贈ろうと思った。

 

その花束を投げたり、花を客席に投げたりもするからうっとり演奏を聴いていたいのだけれど、正直志磨くんが花をつかむと「はなくれ!」て煩悩が爆発するよね。

いけない雑念。

 

本編は最後大好きな「ダンデライオン」という毛皮のマリーズ時代の悲しいラブソングで終了。

こんなかんじでしたーて志磨くんが鼻くそほじりながら〆て、容赦なく楽しいヤジが飛ぶぜ大阪心斎橋。

そのあとは「ライブ」としての2曲

今日はロックの日だねーとかいって「ビューティフル」で最後終了。

ビューティフルってマリーズに夢中になったきっかけの一曲だし、特別な曲なんだけど運よく結構な頻度でライブで聞けている気がする。ありがとう志磨くん。

 

本人が作った曲を本人が演奏するのをみれることはなんでこんな幸せなんだろう。

大きな意義を持つんだろうか。

ほんとに果報者だ。ありがとう。

 

 

 

そのあと、福岡からきたガールにつたない大阪観光として裏難波と老舗喫茶店へ案内。

おわってからセットリスト確認するというとても幸せな時間を過ごした。

 

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まあまあ合ってたとおもう。

あと別に好きなバンドの話もしたし、いつか福岡いきますねーてお別れした。

 

このまましばらくはライブに行ける自分やバンドであればいいな。

悩みながら疑いながら好きだよ志磨くん。

おわり

 

 

 

 

 

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