モーニングコーヒーのもうよ

 

部屋のクーラーが古く、毎朝寒かったり暑かったりで早く起きてしまう。

 

そろそろ今の職場での勤務も終わるし、近くの行ってみたかったお店なんかないかなーと思ってたんだけど、

そういえば昔からよく行く喫茶スワンのモーニング食べたことないな!と思い立ち、早起き1時間早い電車に乗ってきました。

 

 

喫煙ができる大阪市内の喫茶店はタバコを吸う人のオアシスで、こちらも入り口付近は喫煙席

禁煙席は二階の奥

誰も座っていない

 

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夜遅くまでやっている喫茶店なので、近くにある高校の同窓会の締めはなんやかんやいつもここだ。

今の職場になってから仲良くなったことも休みの合間にお茶しに来たし、

ほんとに最近知り合った東京のお客さんとも一緒にみどりのゼリーを食べた。

 

ひとりでの来店は初めて

ここでこうしてると、待ち合わせで誰か友だちやら会社の人やらが迎えにきてくれそうな気がする。

勝手にちょっとさみしい。

 

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もちもちしたバタートーストを食べながら考えていました。

 

 

 

 

ほんとのちひろさんカレー

 

ぽっこり暇なんだけど、お金かけずに自分にたのしいことしたいと考えあぐね、

たまに作っているスパイスカレーを作ることにした。

家族の晩御飯をかねて作るとあんまり辛くできないので、今日は自分の好きなだけ唐辛子やカンエンペッパーを入れてみる。

 

 

主に使うのは、クミンシードとカルダモン、ターメリックだけど、去年からのスパイスブームでちょこちょこ溜めてしまったスパイスも使ってしまう。

レシピはちひろさん6巻に出てくるチキンカレー。

 

 

ちひろさん 6 (A.L.C. DX)

ちひろさん 6 (A.L.C. DX)

 

 

 

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主に使うのは、クミンシードとカルダモン、ターメリックだけど、去年からのスパイスブームでちょこちょこ溜めてしまったスパイスも使ってしまう。

マスタードシードは漫画にはないスパイス。入れてみる。

 

 

 

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ショウガを使い切りたいので、レシピよりかなりしっかり入れる。

フードプロセッサーがないので、ミキサーに少量の水を入れて回す。

人力ですり下ろそうとすると、指がしぬ。

 

 


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はじめはスパイス真っ黒に焦がしたテンパリングもまあまあ慣れた。

温度の上昇が怖いから、油が温まる前にスパイスを入れとく。

マスタードシードの入れ時がわかんないけど、シードだからここらへんに入れとく。

 

原型のままのスパイスはテンパリングの時に入れて油で香りを出す。

粉末になったスパイスは料理の途中から入れる。そう習った気がする。

 


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玉ねぎ4個分のみじん切りをどさっといれる。

最初は焼いても焼いても水分はなくならないから、鍋を放置したまま洗い物とかしてる。

顔面汗だらけで中華鍋がんがんいくの、嫌いじゃない。

玉ねぎデトックス

 


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チャオの火力で30分しないうちにそれっぽくあめ色が出てくる。

ほんとはもっと焼かないといけないのかなーと思いつつも、これ以上やると焦がしそうなので引き上げる。

 


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炒める→野菜の水分を飛ばす作業なんだなーとしみじみ。

 

 

 

 

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玉ねぎがいたまったら、あとはわりと流れ作業。

ニンジンとショウガをミキサーにかけたものを一緒にする。

バターもこってりはいる。

 

 


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今回「自分の好きにつくるカレー」がテーマなので、鶏肉でも好きな鶏皮とせせりをチョイス。

鶏皮は先にパリっと焼いたのを食べたながら作業したので、ずいぶん減ってしまった。

せせりはターメリックナツメグをまぶしてるから無敵!

 


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スパイスやらトマトやらをいれて20分程度煮込めば完成。

今回は鷹の爪、普段入れないカンエンペッパーもしっかり入れた。

 

 ほんとはカレー、ルーだけで食べたいねん。

ごはんおいしいけど、いらんねん。

 

いつもニンニクや辛味を抑えて作ると野菜の存在がすごい煮物っぽくなるんだけど、

今回にんにくやら辛味をだしたら、なんかすごいおいしい!

辛味はやっぱり料理の味を引き立たせるのに、ひつようなんだな。

 

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 漫画の中でもちひろさんがにやにやしながら作って、私だけのカレーって嬉しそうに食べてたけどこんなおいしいならそうなる。

 

スパイス料理はスパイスの量を同じにしてもその日次第で辛味も旨味も代わるってインド料理の先生が言ってた。

今回は辛味があっての味・大勝利だとは思ってるけど、案外そうでもないかもしれないなーとも思いつつ、またスパイスを買い込みます。

自由や自分に向き合ってしなやかに、健やかに、でもめんどくさいちひろさんに思いをはせながら、たのしい時間でした。

 

 

 

咳をしてもひとり

 

有休消化中で家にいることが多い。

 

いやな節約として人と約束しない手段を選んでいるので、まあひとり。

普段から友だちと長電話をしたりもしないので、自分の考えがあぶり出されてくる。

 

望んだ休日なんだけど、身体に悪いなーと贅沢に噛み締めている。

次の資格の勉強ももちろんしないといけないので教科書をひらくけど、じしゅうむずかしい。脳みそすべるすべる。

 

 

 

仕事が変わることが固まったあたりで共通の趣味があることがわかり、新しく友だちができた。

仕事の手が空いた時にきゃっきゃうふふ話をしたりする。たのしい。

 

自分が手放そうとしている今のわたし自身の重さを痛感する。

まわりの環境があって、今の私がいる。

ここから脱出したくてたまらなかったけど、色んな人にがんばってたよね、なんていわれてしまうとこれから先のひとりみの寂しさに妄想が捗る。

 

次の場所でも私大丈夫かなー?て無害な友だちにきくと、あなたのキャラクターがあるなら大丈夫だよーと答えてくれる。

言わせたみたいでごめんね、といいながら絶対褒めてくれる言葉は嬉しい。

 

 

 

 

こんなもんじゃないはず。

家族の形が変わらずこの年齢まできたわたしには、もっともっと身を切るような別れもこの先わたしには待っているはずだ。

それでも、今の楽しさがあって随分昔にくらべると私は幸せものだと思う。

 

この職場に来る前の、不安定で自分勝手な自分。いまも根本は変わらないし、20代後半からの不安要素は変わらずパートナー見つけられてなくてお金もないけど好きな人や好きなものはどんどん増えてる。

 

目先の寂しさに殺されず、それを大事にして、自分も大事にして新しい仕事も年齢も重ねていけますように。

 

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初夏と金玉

 

7月に入ると毎年不安定に拍車がかかる。

きっともうすぐ歳をとるから。

 

これでよし!わしの人生上等じゃいい!といいながらも長雨の鬱陶しさと持ち前の自意識過剰がフルスロットル。

なかなか諦められない結婚についてまた人に噛み付いてた。

 

ほんとに高校生の時から何百回も同じようなことゆうとるんじゃないだろうか。

学生の頃は恋人ができないことについてうじうじしてた。中途半端な個性で眉毛がない女子高生に彼氏ができるわけなかろうよ。

 

ありのままを受け入れてくれる人がいいよ、と言ってもらうがそれをしてると草も生えない。というか私の人見知りが発生してなかなかそこまで辿り着かない。

良く思ってくれて誘ってくれる人とはゆっくりとした会話にならない。

ゆっくりと落ち着いて話せないことを原因に生理的に無理になってしまう。

 

あと、持ち物や散髪の頻度からその人が買い物をする人か否か?を考える職業病が身に付いてしまい、持ち物服装で男性の心構えを勝手に妄想してしまう嫌な癖がついた。

自分も身なりにお金を掛けれる人間ではないから余計に性格がわるい。

 

やーやーいいながらも、婚活頑張って結婚相手まで辿り着いた友達は

●半年会ってみないと人格、本性はわからない

●とりあえず5回食事しろ

とアドバイスをくれるが、この数年3回の食事で振られるか、生理的な無理が来るかのどちらかだ。

今の自分を良く思ってくれる人を受け入れきれないとゆうことは、今の自分をちゃんと受け入れきれてないとゆうことにもなるか、私が未熟だとゆうことなんだろなとも思う。

生理的に無理になる。

となりにいるのも嫌になる。

こちらの意思が伝わってないのに、正面でにこにこされていると怖くなる。

 

何回か前の夏、3回くらいデートしてくれた男の子はお付き合いすることなかったけど、ふいに

「みんなでグループラインしてるときに、ポアされるぞ!ていったでしょ?

あれ見て、頭の回転が速い人なんだなーて 思ったんだよー」てハニカミながら教えてくれた。

なんだよ不謹慎の極みやん。

そんなんで気に入ってくれる人もいるんだ。

それは嬉しかったけど、彼がデートにしてきた骸骨が二つ並んだベルトバックルが金玉の比喩にしか見えなくなったり、色々我慢ができなくなり会うのをやめた。

 

このまま結婚や彼氏やうだうだしていたから、結婚詐欺が新興宗教へ入信するんだろうなーと29歳から腹を括っていたけど、

お金も根性もないし、身近に家族友人いてくれるし、漫画面白いし、自分が目立つのが好きだから疑いなき信仰心は持てそうにないな。

あんしんあんしん。

 

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ひとり酔った帰りに食べるアイスは美味い。愛。

 

 

 

 

 

 

 

 

ぼーっとしとる

 

1週間くらい前からあつい。

 

転職する意向は無難に上司から上司へ話をつなげてもらい、希望の日には辞めることになった。

期待してた有給はぜんぶすっぱりまとめてもらえることはなさそうだが、合間合間で休みながら8月半ばまで勤務をする。

 

どこかで東京いきたいなーとも思うし、両親との旅行、しばらく続く研修期間には手取りも減るし置いとかないとなーとゆうもやもやでなにかしやり落としの多い日々。

 

あと、自分の見えないところで顔がみえない話が広がり、なおかつ人に任せるしかないのが歯がゆい。なぜ私は下っ端なのか。

決めたいことを決めれなくてぼーっとしてしまう。よくない。

 

 

 

この間はステキな双子さかもツインが大阪にきてくれて愉快な仲間で不思議な大阪観光して楽しかった。

 

天王寺のラブホテル街をぶらぶらしながら写真めっちゃ撮ったけど、昭和レトロ建築として価値がすごい。素敵。

有識者がアポ取って、チェックアウト後入れ替えの時間みたいな時にラブホテル内見会とかイベント企画してくれないかな。

 

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あと、今週職場のメンズがデータくれるっていうからエアドロップいじってて、自分のアイフォン名「うまなみ」にしてるのがメンズに見られてしまった。

普段使わずオフにしているのに気付かなくて無意識だったんだ。なんでうまなみなんてつけたんかな。

うまなみって下ネタかな。うまなみって下ネタ以外の意味があったかな。メンズ笑ってたな。

 

なんかあついからよくわかんないや。

ラブホテル街なんか散策するからかな。

ラブホテルのこと考えすぎかな。

こちとら数年はいってないわ!ボケ!

 

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6/18

 

前日は色んな種類のお酒をのんで、ぐるぐる深くまで起きていた。

 

朝8時にどしーんと大きな揺れで目が覚める。

海が近い為、津波が起こらないかをテレビで確認。

揺れのせいか、町内放送のせいか、近所の犬猫がわんわんにゃーんうるさい。

 

二度寝するか悩んでいたところ電車で出かけるつもりにしていた母親が駅で立ち往生しているとのことなので顔も洗わずお風呂にも入っていない状態で車をだす。

あまり上等な神経が通っていない人間なので、どこかのスイッチを切っておけば自分が汚いのは平気。

 

駅前は学生がわらわらしており、その中から母親をピックアップして北へ向かう。

母親は揺れを体感しなかった、みんなのアラームで地震に気付いたとのことでたくましいが鈍感。老いが心配になる。

国道ではない道路は若干の渋滞はしていたものの、止まることなく無事到着。

 

 

この貸しは高くつでーといいながらコーヒーとトーストをもらう。

お風呂に入っていないので若干の距離をとりながら、昔からのご近所さんに挨拶をしてパンくずがついた顔ではじめての親戚にも挨拶する。

弟から人手不足でバイトに行かないといけなくなり、おばあちゃんがひとりになるから戻ってきてほしいと連絡。

男の子はおばあちゃんにやさしいな。

 

 

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イカさくらんぼとめだかを車に積んで帰宅。

どうせ家から出れないし、コンビニでおやつを買い込む。

 

帰ってきても情報がきになるからテレビ、Twitterを見てしまう。

テレビも同じことを繰り返しているので取りだめしていた「宮本から君へ」を見始める。キャストや原作、エレカシのOPも気になっていたのだが超個人として致命的に見にくい理由があり、一話の途中から見てなかった。

でも絶対話面白いし、なんとかやり過ごそう!と一話までみたら話の流れに引っ張られ気にならなくなってきた。いいぞ!

次の回から松山ケンイチがでるぞ!というところまでみて昼寝。

 

 

暑くて眠れない。

 

 

だましだましでうとうとしていたら晩御飯ができていて、地震と関係なくうれしいことがあった父親が嬉し気に帰ってきてその話をしながら晩御飯を囲む。

 

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今日の南大阪は暢気なもんで、大きな備えもせずみんな寝てしまった。

 

年寄りばかりだからなのか。

腹が座っているのか。

でも、小さい頃からここにはいつか大きな地震が来るからねーといわれていてなんとなく南海地震で死んじゃうならしょうがないと思ってしまう。

 

このいい加減さは独り身ならではだとわかってる。

結婚、子供がいれば、絶対そんなこと言えないよな。防災の備えを改めた!という友人のSNSを見ながらおもう。

そんなことを言いながらもいざとなったら生き延びるために卑しいこともするだろうし、

自由なふりして小心者だからワンナイトなラブも楽しめないんだよ。

 

大切にしてきた、されてきた記憶ですくすくと箱の中に埋まってやり過ごします。

余震きませんように!

 

 

 

 

ドレスコーズ 6/9大阪

 

ドレスコーズのツアーも東京で千秋楽を迎えてしまった。

 大阪公演終了後も目に焼き付いて離れず、セットリストのプレイリストをつくって聴いたり、過去のライブ映像あさったり現実に戻りたくない。

 

hellokiiro.hatenablog.com

 

 

 

大阪公演の整理番号6番を入手し、最前列を確保。

最前の少し左にスタンバイしたところ、なんと真正面に志磨!

先に鑑賞していた彼女からのアドバイスで、どえらいビューで志磨遼平を見ることができた。

 

 

円形にメンバーが並んだところから開演

三文オペラ全編で流れていた古典ジャズが流れ、

近くて大きくて細い志磨遼平は仁王立ちをして歌い始めた。

イントロのない「さよならロマンチック」

シネマシネマシネマではじまった。

 

曲としても4人体制時代の珍しい選曲だけど、何より志磨くんの歌い方が違う。

マイクを持たず、お腹の底からのたっぷりとした歌い方。

舞台の発声法。身振り手振りも芝居くさい。

ここからなにかしらのお芝居がはじまる!という直感と興奮。

映画がモチーフの曲からのスタートだし、これは三文オペラからの流れで演劇じたてのライブだ!

 小さな書籍片手にセリフを入れながらライブがすすむ。

 

 

 

 

三文オペラの主人公、マックザナイフをモチーフにひとりの大泥棒が戦争に行き、恋をして失恋した失意から立ち直った後誰かに殺されてしまい悲しい恋が舞台に残って終演

こんなストーリーにのせてドレスコーズはもちろんのこと、毛皮のマリーズ時代の曲も演奏される。

 

三文オペラのサントラを聴いてから、志磨くんのしっかりした歌唱で昔の曲も聴きたいなーと思っていたので今これが見れてすごい嬉しい。

しかもずっと近い。

ステージが全部見える。

小道具に準備された花束を手にくるくる回りながら歌う志磨

衣装にも曲にもその長い手にも花束が似合う。

私もこれからもっと人に花束を贈ろうと思った。

 

その花束を投げたり、花を客席に投げたりもするからうっとり演奏を聴いていたいのだけれど、正直志磨くんが花をつかむと「はなくれ!」て煩悩が爆発するよね。

いけない雑念。

 

本編は最後大好きな「ダンデライオン」という毛皮のマリーズ時代の悲しいラブソングで終了。

こんなかんじでしたーて志磨くんが鼻くそほじりながら〆て、容赦なく楽しいヤジが飛ぶぜ大阪心斎橋。

そのあとは「ライブ」としての2曲

今日はロックの日だねーとかいって「ビューティフル」で最後終了。

ビューティフルってマリーズに夢中になったきっかけの一曲だし、特別な曲なんだけど運よく結構な頻度でライブで聞けている気がする。ありがとう志磨くん。

 

本人が作った曲を本人が演奏するのをみれることはなんでこんな幸せなんだろう。

大きな意義を持つんだろうか。

ほんとに果報者だ。ありがとう。

 

 

 

そのあと、福岡からきたガールにつたない大阪観光として裏難波と老舗喫茶店へ案内。

おわってからセットリスト確認するというとても幸せな時間を過ごした。

 

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まあまあ合ってたとおもう。

あと別に好きなバンドの話もしたし、いつか福岡いきますねーてお別れした。

 

このまましばらくはライブに行ける自分やバンドであればいいな。

悩みながら疑いながら好きだよ志磨くん。

おわり

 

 

 

 

 

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